一般的なサーキュレーターは、ガードと羽根が一体となって首を振るようにデザインされています。機能とかたちが合理的に結びついた姿ですが、その直接的なフォルムはインテリアの中で少し異質に思えることがあります。
toricagoは、可動式の羽根を固定式のガードで覆った鳥かごのようなフォルムのサーキュレーターです。首振り時にはガードの中で羽根だけが向きを変えます。操作ボタンがあっちこっちへ回転することもありません。機能とかたちの結び目を少しずらすようにして、周りの家具とともに静かにそこにあるような佇まいをデザインしました。
風切り羽根の役目をするガードがないため、一般的なサーキュレーターより空気を一直線に押し出す力は劣りますが、扇風機のようにやさしい風を部屋中にまんべんなく届けることができます。


